なぜ、自律神経症状は薬で改善しにくいのか?

なぜ、自律神経症状は薬で改善しにくいのか?

もし、あなたが「首・肩こり、頭痛・吐き気」「体の重だるさ」「朝、起きた時の抑うつ感」などで、病院を受診したとします。

検査で特に異常が見つからなければ、たいてい、自律神経失調症と診断され、何らかのお薬を処方されることでしょう。

 

でも、半年くらい薬を服用し続けても、症状はなかなか改善しない、ということは、よくある話です。

「なぜ、自律神経症状は薬で改善しにくいのか?」について、漢方鍼灸師の立場から考えていきます。

「ストレス」即「自律神経失調症」とは限らない

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自律神経失調症の本当の原因について考えてみましょう

自律神経失調症の本当の原因について考えてみましょう

は~い(^^)/

因果関係を使って考えてみましょう

因果関係を使って考えてみましょう

因果関係⁉難しい話はやめてね!

因果を結びつける…

因果を結びつける…

むすびつける~~~…

何かがあります

何かがあります

因果を結びつける「何か」って、どういうことやねん⁉

因果を結びつけるもの、それを縁と言います

因果を結びつけるもの、それを縁と言います

へ~、縁ってそういうことか!ちなみに私と旦那の縁♡は…

一般に、自律神経失調症などの自律神経症状は、交感神経と副交感神経のアンバランス、自律神経の乱れ、というような説明がされます。

いずれも、症状が起きている現象を説明しているだけで、原因ではありません。

 

また、自律神経症状の原因として、よく「ストレス」が挙げられます。

確かに、「ストレス」は自律神経症状の原因として考えられますが、だからといって、「ストレス」がある人が、皆、自律神経症状になる訳ではありません。

 

ここで、小学校5年の理科で習った「種子の発芽条件」を思い出してみましょう。

種子があるからといって、すぐ発芽するわけではありません。種子が発芽するには、「条件」として、水・空気・適当な温度が必要です。

これと同じように、「ストレス」即「自律神経症状」になるとは限らないのです。

 

そこで、「原因」と「結果」の間を繋ぐ「条件」を探し出す必要があります。

 

では、ストレスと自律神経症状を繋ぐ「条件」は、いったい、何が考えられるでしょうか?

自律神経症状の「縁=条件」

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自律神経症状の縁の候補として、まず

自律神経症状の縁の候補として、まず

自律神経の乱れ、そんなん当たり前やん!

他には…

他には…

ふ~ん、疲れも「縁」の候補に入るのね

縁の中にも、因果があります

縁の中にも、因果があります

疲れと自律神経の乱れだったら、疲れが「因」ってことね!

縁をどう捉えるかで対処法も変わってきます

縁をどう捉えるかで対処法も変わってきます

フムフム、漢方医学は因に近いところで対処してるってことか~

ここまでスライドしていただき、ありがとうございます!

因果関係を使って考えたら、自律神経症状の疑問が、スッキリしました(^^♪

自律神経症状の「縁」になる条件で最も有力なのが「疲れ」です。それも、寝れば回復するような「疲れ」ではなく、「何かすると、すぐ疲れてしまう」というような「疲れ」です。

「何かすると、すぐ疲れてしまう」のは、その「何か」をする以前から、長い間、疲れが溜まっているために起きる現象です。この状態は「慢性疲労」で、要するに「疲れ過ぎ」

自律神経症状の改善策を見つけるにあたり、「疲れ過ぎ」を経由する「因・縁・果の関係性」を踏まえることが重要です。

 

したがって、疲労回復を促すことが自律神経症状カイゼンの最大の鍵になります。

 

「疲れ」は感覚的で主観的要素が強く、画像や数値などの検査データーとして捉えにくい面があります。

また、今のところ、現代医学では、疲労回復に効果的な薬が開発されていません。

そのため、現代医学は、お薬での「自律神経症状」の改善を苦手としているのです。

 

一方、漢方医学は、「疲れ過ぎ」の要因と解決策を、体に現れている反応に根拠を求めます。その反応を確認しながら、「疲れ」のストーリーを明確にしていきます。ストーリーが明確になれば、解決策が見出されます。

以上のことから、「検査で原因が分からないから、私の症状は良くなる方法がない…」と、あきらめる必要がありません。

 

では、自律神経症状に、漢方鍼灸でどのようにアプローチしていくのか、次回、私の喘息発作を具体例として挙げる、ストーリーから作る、わたしだけの「心と体のトリセツ」でご紹介いたします。

『自律神経失調症』には薬はいらない!について詳しくはこちら

『自律神経失調症』には薬はいらない!

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