心と体のワンチームが、首・肩こり解消の秘訣

一般的に、首・肩こりの原因は、首・肩に分布する筋肉の過緊張や血行不良、あるいは骨格の歪み、交感神経の亢進とも言われています。

こういった筋骨格、血流、神経の問題は、首・肩こりを抱えている人に、共通して起こり得る現象です。

しかし、それらの現象は、結果としての表層の問題に過ぎません。

 

先述した、局所的なマッサージや鍼灸治療や、あるいは骨格バランスを整えると称する整体療法のように、局所と全体を切り離し、表面的な対処をしたところで、首・肩こりの根本的な原因を解決することは、まずあり得ません。

大切なのは、個々の器官をバラバラに扱うのではなく、内臓、血液循環、神経、筋骨格といった各器官と精神面が一体のワンチームとして働けるようにすることが大切です。

つまり、心と体がワンチームになって、自己回復力を向上させることで、負の連鎖を断ち切ることが可能になるのです

 

その際、漢方医学では、「気」という用語を設定して、「気血水」の流通状況を通じて、「内臓⇔経絡⇔筋骨格・皮膚など」を一つのチームとする全身の状況を伺っていきます(漢方医学には、神経の概念は存在せず、「気」の流通通路である経絡が、それに該当します)。

ワンチームの中心は内臓

心と体のワンチームの中心となるのは、内臓です。五臓六腑、各内臓が協力しながら働くと、体全体としてのチームもまとまりやすくなります。

漢方医学では、内臓の「疲れ」具合をみる物差しとして、「気血水」のエネルギーの流通状況やその充実度を指標にします。

 

その指標となるのが、「虚実」です。「虚」はエネルギーの不足、「実」はエネルギーの停滞を示します。

たとえば、筋肉・腱を養う血の不足である「血虚」となれば、筋肉は引きつりやすくなります。また、気の流通の停滞である「気滞」があれば、筋膜が突っ張りやすくなります。

 

漢方医学では、この「疲れ」の物差しを頼りに、内臓を整えることで、体全体の元気度を上げていきます。

根本の内臓の疲れが解消すれば、枝葉の首・肩こりが解消しやすくなります。

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