アトピー④　　Iさん治療ストーリー（術者目線）

Iさんが、当院に来院されたのは、私が天満で開業して2年目のときのことです。

当時、アトピーに限らず、じんましん、乳児湿疹といった皮膚科症状の患者さんが多く来院されて、いい施術成果をあげていました。

なので、皮膚科症状の施術に自信を持っていました。

しかし、Iさんの施術を開始してから、1カ月ほど経っても、症状は一進一退。なかなか緩解する気配はありませんでした。

そんな経過だったので、週に2，3回ほど、症状に対する質問や不安のメールが届いていました。

「診立て上、原因は熱が絡んでいることは間違いない。だけど、炎症の出どころは、どこだ？」、皮膚科に対する専門書を読み漁っても、なかなか明確な答えは見つかりませんでした。

どうすれば、良くなるんだ？

そう、自問自答しながら、しばらく、カルテを何度も見直しました。

ある日、ある身体のサインに気づいたことで、ようやくIさんのアトピーの全容が見えてきてました。

そうです、ようやくIさんのアトピー性皮膚炎の謎が解けたことで、無事、Ｉさんはアトピーの痒みから解放されるように至ったのです。

この経験を通じて、アトピー治療に対する理解が深まりました。

そのIさんからの「症状改善のお喜びの声」と、その時の症例報告をまとめた記事をご紹介します。