『自律神経失調症』には薬はいらない!

Q.何をしても改善しない

 

肩こり、頭痛、めまい、不眠、耳鳴りなどの

自律神経症状で困ってます…

これらの症状、全部、克服できますか?

A.今から…

 

「体質と自律神経症状の因果関係」

についてお話します。

 

ご自身の体質を理解できると、

自律神経症状を克服しやすくなるので、

一緒に考えましょう。

 

なぜ、お薬で自律神経症状がよくならないのか?

自律神経症状が良くならないのは、あなたのせいではありません。

なぜなら、今のところ、現代医療では、最新の検査をもってしても原因が明確にできないからです。

 

それに、対処法も、お薬による対症療法しかありません。

しかし、お薬を服用し続けていると、次第に、「生命力」にサボリ癖がつきます。

 

そうなると、原因が無くならない限り、症状を改善する機会を失ってしまうことに・・・。

自律神経の本当の原因は、画像検査や血液検査に現れない、ある要因の中に潜んでいます。

 

では、その本当の原因は、どこにあるのでしょうか?

 

今からお話しすることは、お医者さんでも知っている人が、あまりいません。

 

それでは、準備はいいですか?

お医者さんも知らない

自律神経症状の正体

一般に、自律神経症状は、交感神経と副交感神経のアンバランスによって、自律神経が乱れが生じている状態と、説明されています。

でも、この説明に従っては、乱れている自律神経を整えることは、難しいでしょう。

なぜなら、自律神経は、意思と無関係にはたらき、手足を動かすようにコントロールしにくい神経だからです。

では、いったい、どうすれば、改善策が見つかるのでしょうか?

それは、かつて、自律神経が植物神経と呼ばれていた名称に、そのヒントが隠されています。

 

そう呼ばれたのは、たとえば、気温が高ければ、毛穴を開き、発汗で体温調節するというように、体外の環境の変化に、自動的に体内で適応する機能を、植物に重ね合わせて付けられた名称でした。

 

これは、自律神経は、自然との親和性が強い性質を持ち、反対に人工的な作用に抵抗しやすいことを意味します。

だから、人工的な化学成分が含まれるお薬と自律神経とは、相性が悪いのです。

 

では、ここで、自律神経症状を改善するうえで、次の2つポイントを覚えておいてください。

自律神経症状を改善する際のポイント

①自律神経は、人工的なものより自然なものを好む

 

②自律神経そのものを、直接コントロールしようとしない

この2つのポイントを踏まえることで、これからお話しする、現代医療と異なる自律神経症状の視点と改善策を見い出せます。

自律神経の乱れを整えようとしても、整わない理由

先ほど、自律神経は、体外の自然環境に、体内で適応しようとする機能ということを説明しました。

これを、端的に示すと、

体外環境 ⇔  自律神経 ⇔ 体内環境

となります。

ここから、自律神経は、体内環境と体外環境の仲介役であることが分かります。

 

では、どうなると、自律神経が仲介役を果たせなくなるのでしょうか?

それは、

疲れ過ぎ

です。

単なる「疲れ」ではない「疲れ過ぎ」によって、生命力の働きが落ち、自律神経の乱れが生じる要因になります。

 

だからといって、テレビ・雑誌が伝えるような、疲労回復には「〇〇が入った栄養素」を摂取すればいい、というような話ではありません。

ましてや、単純に、にんにくやビタミンなどの注射、点滴を打てばいい、という話でもありません。

 

疲労回復を促すうえで重要なことは、先ほどのポイント①として挙げた「自然」を踏まえた処置です。

では、どんな処置が「自然」でしょうか?

あなたにピッタリな自律神経症状の改善法

疲労回復を促す「自然な処置」とは、タイミングに合わせた処置です。

何のタイミングに合わせるのか?それは、

「その地、その時、その人」

の3つに応じる処置です。

 

これら3つに合わすことができれば、もっとも自然な処置と言えます。

その中でも最も大事なのは、「その人=あなた」です。

「その人」を無視してた処置は、とても不自然なものです。

 

あなたは、これまで病院に通って、「わたし」にピッタリ合った医療を受けたと実感したことがあったでしょうか?

お医者さんの中には、親身になって、あなたの訴えに耳を傾けて、適切な処置をしてくれる方がいたかもしれません。

 

しかし、「わたし」を置いてけぼりにした対応をされたと感じることが多かったのではないでしょうか?

それもそうです。なぜなら、現代医学が、人の体を機械的の部品のように捉えて、「その人=あなた」という視点を欠いている医療システムだからです。

また、どんな検査結果も、単に平均値からのずれを確かめるだけに過ぎず、「その人」が無視されています。

 

一方、「その人」の体に、今何が起きているか、現状を正しく見極めていく医療が、漢方医学です。

漢方医学には、現状の「その人」の疲れの性質に応じた処置が確立されています。

 

実際に、2000年以上もかけて、歴代の漢方医たちが、生命力の回復を通じて、様々な病気・症状の治療成果を出し続けてきました。

そのおかげで、今の時代にも、有効な理論と解決策が受け継がれています。

 

以上のことから、あなたの体の「今まさに」に合った「生命力」の回復こそが、自律神経症状の改善への近道であることが、ご理解いただけたでしょうか?

あなたの「生命力」を邪魔する正体

ここまで、疲労によって低下した生命力を回復をすれば、自律神経症状は改善に向かう、というところまで説明してきました。

それでも、あなたは、次のような疑問を感じるかもしれません。

 

前まで寝たら「疲れ」が回復していたのに、いつの頃からか、いくら寝ても「疲れ」が取れなくなったのは、どうして?といった疑問です。

その答えは、

 

疲労回復の障害(因)⇒症状(果)

 

というように、あなたの「疲労回復」を邪魔する障害があるということです。

この因果関係を明らかにすることが、あなたの自律神経症状が改善するための解決策になります。

では、疲労回復を妨げる要因は、どこにあるのか、漢方医学では、「頭・心・体」、これら3つの枠組みで考えていきます。

「頭」:考え過ぎや、悩み過ぎなどの、思考の偏り(=奴隷脳)

「心」:イライラし過ぎなど、過度な悲しみや恐れなどの感情の偏り

「体」:過度の運動、その反対に運動不足による行動の偏り

これらの疲労回復を妨げる要因を、漢方医学では、「内臓のはたらき」や「エネルギー(血液)循環」の不調として置き換えます。

というのも、漢方医学では、「思考・感情・行動」を管理しているのが内臓(五臓六腑)と考えられ、それぞれの内臓同士が、お互いにエネルギーを循環させながら、その人の全体を養っていると考えられているからです。

 

ここまでを、一度、整理します。

自律神経症状は、「疲れ過ぎ」て、その「疲れ」が回復しないことによって起こる症状ということです。

では、なぜ、「疲れ」が回復しないのか?

それは、「頭・心・体」の不適切な取扱いによって、内臓やエネルギー循環の不調が生じるからです。

 

もっと、単純に言えば、

自律神経症状=
内臓とエネルギー循環の不調

ということです。

これら一連のトラブルを丁寧に見極めること、これが自律神経症状を改善させるカギになります。

 

当院では、

「思考⇔感情⇔行動」、内臓同士のチームワーク、エネルギー循環、これら相互の関係性を通じて、自律神経症状を改善のヒントを

あなたと一緒に見つけていきます。

 

これが、ポイント②として挙げた、自律神経を直接、コントロールしない処置です。

 

そのヒントを、次の3つのステップで、探していきます。

私の自律神経症状カイゼンの秘話

「昔から首・肩こりがきつく、ひどいときは頭痛・吐き気がする」

「朝から体が重だるく、なかなか起きられない。土日はお昼まで寝ていたい」

「月曜日の朝が憂うつで、会社に行きたくない」

もし、今、あなたが、こんな状態でしたら、かなり前から、“疲れ過ぎ”だったのかもしれません。

上記の状態で病院を受診すると、きっと「自律神経の乱れですね」と言われることでしょう。

「疲れ過ぎ」、「自律神経の乱れ」、そして、今、よく聞くキーワード

 

免疫機能の低下

 

言葉は違えども、実は、いずれも、同じ意味です。

 

ここで、私自身の個人的な話をさせてください。幼少期から虚弱体質だった私は、「小児喘息・慢性鼻炎・過敏性腸症候群」、主にこの3つの自律神経症状に悩まされていました。

 

ゼーゼー、ヒューヒュー、

もう無理…

 

幼児期は、しょっちゅう風邪をひき、熱を出しては、保育園を休んでいました。

小学校のときには、2泊3日の移動教室など、ちょっとしたイベント前、あるいは旅行中にでも、突然、喘息発作が起きる、こんなことが頻繁にありました。

そのため、毎週水曜日、自宅から40分ほどの、東京都中野坂の上の喘息専門の病院に、喘息予防のための吸入器を受けに、約2年間通い続ける。その空いた日に、慢性鼻炎の治療に耳鼻科に通う。

私は、そんな、呼吸器系がとても弱い少年時代を過ごしていました。

 

また、呼吸器と共に弱かったのが、お腹。しょっちゅう下痢をしていました。

特に、困ったのが高校時代。私は、高校時代、硬式野球部に所属していました。部での上下関係によるストレスが影響してか、練習中、お腹がすぐ痛くなり、トイレに駆け込んでいました。

 

「お~い、川上、川上はどこだ?」

と監督さんが私を呼び出す声を、トイレの中から何度聞いたことか…。

 

高校を卒業後、20代を過ぎてからも、外出中、トイレに駆け込むことが頻繁でした。お恥ずかしい話、途中で漏らしてしまうことも度々ありました。

それでも、過敏性腸症候群より、一番悩まされたのが、喘息発作です。

喘息発作は、人生のその時々で、治まったり出たりの繰り返し。

その中でも、幼少期から10代より、更に苦しくなってきたのは、20代後半からです。その頃から、それまで頼りにしていた気管支拡張のための吸入器が、だんだん効かなくなってきたのです。

 

喘息発作がひどいときは、100m走を全力で20本走った後のような苦しさに見舞われます。そんな発作が深夜に出ると、一晩中、仰向けで寝てられません。

そんな状態で歩こうとすると、2,3歩で立ち止まり、一度手を膝について休む。それで、また歩こうとするも、

 

ゼーゼー、ヒューヒュー、

もう無理…

 

といったように、歩くのも非常に困難なほどの息苦しさでした。

こんな喘息発作が、20代後半から30代後半まで度々続きました。

気管支拡張剤の効き目が無くなってから、他に何をしたらいいのか分かりません。深夜の発作は、恐怖でしかなく、本当にギブアップ状態でした。

 

でも、誤解しないでください。私は、ここまでの話を病弱自慢をしたくて書いている訳ではありません。そして同情を引きたくて書いているのでもありません。そんな必要は全くないのです。

なぜなら、私は、幸せなことに、鍼灸と漢方薬、二人の師に出会えたからです。

 

喘息発作や慢性鼻炎が出たり引っ込んだりしながらも、40歳になる手前に、二人の師の施術と処方のおかげで、ようやく喘息・慢性鼻炎・過敏性腸症候群に苦しむことが、無くなりました。

 

また、私自身、鍼灸師として、約20年、自律神経症状でお悩みの方の施術をする中で、私自身、30年以上苦しんできた、3つの自律神経症状の因果関係が明確になってきました。

 

それは、元々の「お腹の弱さ」と、そこからの「疲れやすさ」が、私の自律神経症状の原因だったのです。

「内臓」、「血液循環」、そして「疲れ」、この3つが、これからお話しする自律神経症状の因果関係を解く鍵になります。

 

そんな、虚弱体質だった私が、これから

 

自律神経症状克服の秘訣

 

をご案内いたします。

この中に、1番克服したい症状はありますか?

  • 寝付きが悪い・睡眠中何度も目覚める・早く目覚めるなど睡眠障害
  • 朝から体が重だるく、いくら寝ても疲れが抜けないといった倦怠感
  • 気分が落ち込み、何もする気がしないなど気分障害
  • 頭痛・めまい・耳鳴りなど頭部症状
  • 特定の状況下での、動悸・過呼吸・息苦しさなどパニック発作
  • 肩凝り・背部痛・腰痛など痛み症状
  • 食欲不振・便秘・下痢・吐き気など胃腸症状

上のリストの中に、あなたが1番克服したい自律神経症状はありましたか?

 

もし、あるようでしたら…ちょっとだけお時間を取って、私の話を聞いてください。

これから体質と自律神経症状の因果関係について、お話ししていきます。

この因果関係を知ることで、諸々の

 

「自律神経症状の克服」

 

に、一歩近づけます。

漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂
院長 川上 哲寛 

●早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒
(準硬式野球部OB)

●神奈川衛生学園専門学校卒

 

幼少期からの重度の喘息が、師の鍼灸によって改善した経験を持つ。

その経験から、病のプロセス(因果関係)を踏まえて治療することの大切さを学ぶ。

自身の臨床では、「少数の鍼で病との縁を断ち切る」を施術の信念に、一人一人異なる病の因果関係を踏まえた「自律神経症状の克服」に力を注いでいる。

 

こちらの「自律神経失調症」ページでは、

【当ページの内容】

 

〇私の自律神経症状カイゼンの秘話

 

〇「疲れ」の自覚が、カイゼンの第一歩

 

〇「生命のいとなみ」と自律神経

 

〇自律神経失調症は、疲れの総合症状

 

〇だから、疲れの回復が一番、大事!

といった内容について記載しています。

いずれの内容も、『自律神経症状を克服する』という目的を達成するために、重要な内容です。

一度読んだだけでは、なかなか理解できないかもしれません。なので、繰り返しご覧いただけたらと思います。

それでは、引き続き、宜しくお願い致します。

 

院長 ごあいさつ

1本の鍼で、病との縁を断ち切る  お手伝いをします

ここで、改めて、ご挨拶と自己紹介をさせていただきます。

【経歴】

川上 哲寛(かわかみ あきひろ)

●1973年 東京都出身

●早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業

●神奈川衛生学園専門学校卒業

2001年 北辰会関東支部入会

2002年 北辰会現会長の藤本蓮風先生の下で学ぶために、単身で東京から大阪に移住

2009年 大阪市北区の天満にて「漢方鍼灸 かわかみ吉祥堂」開院

2019年 院名を「漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂」に屋号を変更

私は、幼少期より喘息持ちで、人生のことあるごとに、重度の喘息発作に悩まされていました。

幸い、鍼灸と漢方薬の二人の先生の施術と処方を受け続けたおかげで、40歳を過ぎ、気管支拡張が効かない喘息発作を克服できました。

正直、あんな喘息発作の苦しい思いは、二度としたくはありません。

それでも、鍼灸で重度喘息を治していただいた経験は、私が鍼灸師として活動するうえでの大きな財産です。

 

そんな貴重な経験をしてきた私だからこそ果たせる、鍼灸師としての役割があります。

その役割とは、過去の私のように、が効きにくい病でお悩みの方のために、

 

その方と病との縁を断ち切る

 

それを1本の鍼でお手伝いすることです。

 

もし、お体に関して不安なことがありましたら、まずは一度、当院にご相談ください。

私が、できるかぎりの対応をいたします。

 

 漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂
 院長 川上 哲寛

自律神経クイズの答え合わせ

どうしたらを自律神経症状を克服できるか?先ほどのクイズを通じて、考えてみましょう。

 

「自律神経の乱れ」とされる自律神経症状は、よく「交感神経と副交感神経のアンバランス」といった説明がなされます。

自分の意思で「交感神経と副交感神経のバランスは整えよう」としても、それは無理ことです。なぜなら、自律神経は、呼吸以外、手足を動かすように制御できないからです。

仮に呼吸法で自律神経を操作できる人なら、その人は、そもそも自律神経症状になっていません。

 

だから、①は×です。

 

②栄養ドリンクとサプリメントの中に含まれる栄養素や成分が、あなたの体に必要であれば、もしかしたら自律神経の乱れがおさまるかもしれません。

しかし、血液検査をしても、それを証明するのが難しい、そして栄養素と自律神経の関係性について研究段階である、この二つの理由から、

 

今のところ、②は×です。

 

それでは、正解は…

クイズの答え ③

最後の③、これが正解です。

 

「体の好不調のものさしをもっておくこと」が自律神経症状カイゼンの第一歩です。その理由について、これからあなたと一緒に考えていけたらと思います。

もし、あなたが、朝から、痛み・だるさを気にすることなく、スッキリ動けるようになりたいのでしたら、このままお付き合いしてください。宜しくお願い致します。

「疲れ」の自覚がカイゼンの第一歩

冒頭のクイズの答え、「からだの好不調のものさしをもっておくこと」が自律神経症状の解消につながる、このことについて、もう少し突っ込んで考えていきます。

MRI検査、血液検査、病院では各種の検査が色々と行われます。これらの結果は、あなたの体の内部情報を知る手段の一つとして、大切ではあります。

しかし、それ以前に、日常的に、自分自身で好不調の状態を確認できる「ものさし=基準」を持っておくことは、それ以上に大切なことです。

なぜなら、自分の体を守れるのは、最終的には自分だからです。

「好不調」のものさし

では、「好不調のものさし」とは何か?それは、これまでの話で、何度か出てきました「疲れ」の自覚です。

でも、「疲れを好不調のものさしにして、ホンマに自律神経の乱れが整うんか!」と思われるかもしれません。

 

実は、「疲れ」に対する感覚がマヒした状態が、自律神経の乱れの始まりです。

 

「疲れ」に対して、特に何も対処しないままにしておくと、体に対する感覚がどんどんマヒしてきてきます。そのマヒした結果が、自律神経の乱れである「自律神経症状」なのです。

その意味で、

 

先手を打って、「疲れ」の初期段階のうちから、「疲れ」を取る

 

これが一番の自律神経症状対策です。

しかしながら、自律神経の乱れと「疲れ」が深く関係していることを、本当の意味で知っている人は、あまり多くはありません。

 

実際に、現代医学では、今のところ、検査によって「疲れ」をデータ化するのは、研究段階です。であるなら、なおさら、一人ひとりが「疲れ」の基準を持っておくことが重要です。それにより、「疲れ」のマヒ化、ひいては「自律神経の乱れ」を防げます。

現代医学では、各種の自律神経失調症に対する処置として、対症療法しかありません。ならば、「疲れ」を回復させることが、自律神経症状の最も有効な手段です。

 

そこで当院では、次の図が示すように、疲れの根っこにある、内臓の不調を回復させることが最優先と考えて、様々な自律神経症状に当たっています。

この内臓の疲れを回復させるのを得意としている医学が、漢方医学です。

 

漢方医学には、そもそも自律神経という概念や、自律神経に直接アプローチするという発想がありません。

 

それでも、内臓機能と血液循環を整え、新陳代謝(必要なものを取り入れ、不要なものを出す)を回復させることで、結果として、自律神経が整ってしまう理論と技術が、医療システムとして、2000年以上前から伝承されてきました。

 

この漢方医学独特の、自律神経失調症のカイゼン法について、これから、更に詳しく解説していきます。

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肩こり・頭痛・冷えを乗り越えての妊娠

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薬で抑えていた春秋の花粉症が改善

自律神経症状改善の症例報告

自律神経症状が生じるまでの見取り図

このパートでは、当院で、「痛み・だるさ・抑うつ感」などの自律神経症状に対し、どのような考えで鍼灸の施術を行っているのか、その大枠をご説明いたします。

 

自律神経症状には、「ガンコな首・肩こり」「ひどい頭痛」「不眠症」「うつ症状」「下痢・便秘などの胃腸症状」など、多々あります。それらの症状は枝葉の問題で、根本は

 

疲れ=「内臓機能」+「エネルギ―(血液)循環」の不調

 

です。それを樹木として、表したのが下のイラストです。

自律神経症状の見取り図

自律神経症状の見取り図

この図は何を示しているか、分かりますでしょうか?

 

「首・肩こり」「頭痛」「不眠」は枝葉の問題ということを。お薬やマッサージなどは、根っこではなく、枝葉に対する処置のようなものです。

確かに、お薬やマッサージなどで、一時的に蓋をするように、「痛み・だるさ・抑うつ感」といった、辛い状況を紛らわすことがいい場合があります。

 

しかし、だからといって、いつまでも蓋をしたままではいられません。いずれ、問題が蓋からはみ出して、辛い状況が溢れてだしてきます。それが、いずれ「揉んだだけでは解消しない、ガンコな首・肩こり」「頭が割れそうなくらい酷い頭痛」などになっていきます。

 

もし、あなたが自律神経症状でお悩みなら

対症療法か根本療法か、

どちらを選択しますか?

 

このまま、話を進めていきます。上の見取り図を、「自律神経症状が出るまでの大まかな流れ」に置き換えたものが、下のチャート図です。

自律神経症状が生じるまでのチャート図

各種自律神経症状が生じるまでの流れ

このチャート図の流れで、特に重要なのが、“疲れ過ぎ(疲れの蓄積)”を促す

 

「内臓機能」と「エネルギ―(血液)循環」の不調

 

です。この2つを指標に、「なぜ、わたしはこんなに疲れるんだろう?」と、あなた自身の“疲れ”の仕組みについて理解を深めてください。

 

あなたの“疲れ”の原因に対する答えは、ネット・テレビ・雑誌のどこを見ても書いていません。その意味においては、当サイトも同様です。

 

本当の答えは、あなたの外側にある情報ではなく、あなたの内側にしかありません。

 

だから、疲れの解決策を外側ではなく、自分の内側に向ける、その意識が、あなたを悩ます症状カイゼンの第一歩となります。

それを踏まえたうえで、引き続き、当サイトをお読みいただければ、当サイトが発信する情報の意味合いが大いに変わります。

「生命のいとなみ」と自律神経

このパートでは、ブログ記事

「生命のいとなみ」と自律神経

のダイジェスト版をご紹介します。

ブログの内容の要点は、

要点

現代医学では、「生命のいとなみ」は、脳からの指令が自律神経を経由し、内臓はその脳の指令に従うことによって生命活動がなされている、というように考えられています。

一方、漢方医学では、「生命のいとなみ」は、飲食物を摂取し、肉体という形を作っていく内臓のはたらきこそ、生命活動を成立・維持させる源、というように認識されています。

そのため、それぞの医学において、脳と内臓の主従関係は、

 

現代医学:脳(主)-内臓(従)

漢方医学:内臓(主)-脳(従)

 

という違いがあります。

といった内容になっております。このことを説明するために、

を現代医学と漢方医学を対比させながら説明しています。漢方医学が捉える「生命のいとなみ」をざっくり説明したものが、下の図になります。

この図をご覧になられて、どんなように感じますか?「なんのこっちゃ?」と思われるかもしれません。

その「なんのこっちゃ?」について詳しく知りたい方は…

自律神経失調症は、疲れの総合症状

先のパートで、漢方医学では、「内臓(因)ー血液循環・自律神経(縁)-脳(果)」という関係性でもって、生命を捉えていることを説明してきました。つまり、「生命のいとなみ」は、内臓のはたらきに根差しているという考え方です。

 

さて、このパートでは、ブログ記事

自律神経失調症は、疲れの総合症状

のダイジェスト版をご紹介します。

 

ブログの内容の要点は、

要点

「脳を中心において、自律神経に関わる問題が解決されないのであれば、その逆で考える」発想の逆転を行うなら、自律神経失調症は、

 

「内臓の不調+血液循環の停滞」によって生じる、諸症状の集まり

 

と認識し直すことができます。

 

だから、自律神経失調症を「疲れの総合症状(者)」と捉えることによって、より適切な処置がされやすくなる、と考えます。

といった内容になっております。このことを説明するために、

これら2つの図を活用しながら、解説しています。

 

自律神経失調症は、”疲れの総合症者”と認識し直すことが、問題解決のヒントになる、このことについてご興味のある方は…

だから、疲れの回復が一番、大事!

だから、疲れの回復が大事!

先ほどのパートでは、自律神経失調症を「疲れの総合症状(者)」と捉えることで、問題解決がスムーズになることを、お伝えしました。

漢方鍼灸では、その意味で、自律神経失調症の施術にあたり、疲れの回復を最も大事にしています。

 

このパートでは、漢方医学独特の、「疲れ」の回復法を解説したブログ「だから、疲れの回復が一番、大事」のダイジェスト版をご紹介します。

 

ブログの内容の要点は、

要点

疲労回復がなされるということは、体内で「新陳代謝」が行われています。

新陳代謝とは、ざっくり言えば、必要なものを内に入れ、不要なものを外に出し、絶えず古いものが新しいものに入れ替わっていくことです。

 

新陳代謝の正常化によって疲労回復力を向上させていく、これが漢方鍼灸の自律神経症状の対応の仕方です。

といった内容になっております。

新陳代謝が行われるプロセスを簡略化すると、「内臓(因)⇒血液循環・自律神経(縁)⇒脳(果)」が往復する運動として示せます。それをチャート化したものが、下の図です。

この新陳代謝には虚実のリズムがあります。

「虚」とはエネルギーの不足、「実」とはエネルギーの充足。

 

 

内臓のはたらきの中で、新陳代謝の象徴である、「胃腸の生理的な虚実のリズム」が、疲労回復と大きく関わります。

そのことを示した図が上の図です。

漢方医学では、虚実の考え方を応用し、エネルギーの不足した状態を「虚」、反対にエネルギーの充足から停滞した状態を「実」と表現して、症状が起きている体の状況を伺う判断基準にしています。

胃腸の虚実のリズムが崩れる要因は、主に、

 

●飲食の不摂生
●睡眠の質の低下
●過労
●精神的ストレス
●運動不足

 

などが挙げられます。

体内で繰り広げられる戦い

この要因によって、病的な虚実が生じることで、体の中で邪気と正気の戦い「邪正闘争」が繰り広げられます。

「邪正闘争」は、体が異物を追い出そうとする姿を表現する、いわば、漢方医学の免疫理論です。

内臓で繰り広げられる、邪正闘争の現場を見極めて、胃腸の生理的な虚実のリズムを取り戻すことが疲労回復、そして自律神経症状カイゼンのポイントになります。このことを象徴的に示したものが上の図です。

こういった漢方鍼灸的な、疲労回復のアプローチについて、ご興味のある方は、

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。長々と説明になりましたが、結局、言いたいことは、この一言だけです。

あなたの体に合った「疲れ対策」とは?

漢方医学では、その人の疲れの質によって、「疲れ対策」を取ることを推奨しています。

 

でも、自分の疲れの質は何だ?と思われるかもしれませんよね。まず、「疲れの質」関係なしに、誰にも当てはまる万人向け「疲れ対策」から、ご紹介します。

 

自分の体の状況に合った「疲れ対策」について、ご興味のある方は…

 

「生命のいとなみ」と自律神経

このパートでは、ブログ記事

「生命のいとなみ」と自律神経

のダイジェスト版をご紹介します。

ブログの内容の要点は、

要点

現代医学では、「生命のいとなみ」は、脳からの指令が自律神経を経由し、内臓はその脳の指令に従うことによって生命活動がなされている、というように考えられています。

一方、漢方医学では、「生命のいとなみ」は、飲食物を摂取し、肉体という形を作っていく内臓のはたらきこそ、生命活動を成立・維持させる源、というように認識されています。

そのため、それぞの医学において、脳と内臓の主従関係は、

 

現代医学:脳(主)-内臓(従)

漢方医学:内臓(主)-脳(従)

 

という違いがあります。

といった内容になっております。このことを説明するために、

を現代医学と漢方医学を対比させながら説明しています。漢方医学が捉える「生命のいとなみ」をざっくり説明したものが、下の図になります。

この図をご覧になられて、どんなように感じますか?「なんのこっちゃ?」と思われるかもしれません。

その「なんのこっちゃ?」について詳しく知りたい方は…

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