梅雨入りのニュースが気になる季節となりました。この時期になると体調が…と気が重くなることはありませんか?
梅雨はさまざまな体調不良が起こりやすい季節です。原因が分からず、毎年同じような症状に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
今月は、そんな梅雨時、体調不良になりやすい症状”について、東洋医学の観点からご紹介します。
では、まず、あなたの現状をチェックしてみましょう!
こんな、梅雨の体調不良でお悩みでありませんか?
□カラダがむくむ
□カラダが重だるい
□頭が重い・痛い
□グルグル回転するようなめまいがする
□食欲がわかない・胃が重い
□軟便や下痢傾向である
□オリモノが多い
□関節が動かしにくい・痛い・腫れる
梅雨は水回りが悪くなる!?
自然界で、適度な水分量は、植物や農作物が育つために必要不可欠なものです。しかし、必要以上になると話は別。観葉植物に、水を多く与えすぎて根腐れしてしまうように、私たちの体においても同じような現象が起きて、体調不良になる場合があります。
実は、東洋医学の世界では、過剰な湿気を“湿邪(しつじゃ)”と呼びます。そして、梅雨に起こる不調の原因の多くは、“湿邪”の可能性が大きいとされています。
体外では『長雨による“外湿”』、そして、体内では『消化機能の低下による“内湿”』と、この2つの湿邪によって、むくみや頭痛、めまい、食欲不振など、色々な症状を起こすのです。
この“湿邪”が体内に溜まらないように、
①水回りを良くする食べ物
②水回りが良くなる適度な運動
③水回りが良くなる思考活動
で、水回りの良い体・心・脳を目指しましょう!
ポイントは、いずれも、しつこい(湿濃い)の反対、“あっさり”です。
①水回りを良くする食べ物
体外に出す働きを助ける食べ物のおすすめは“まめ・うり・かいそう”。東洋医学では、緑豆やハトムギなどの豆類、きゅうりやゴーヤなどの瓜類、また、昆布やわかめなどの海藻類には体内の水回りを良くする働きがあると考えています。
また、ショウガは、水の巡りを良くします。
②水回りが良くなる運動
お散歩や、軽いジョギングなどで、発汗すると、水回りも良くなります。
③水回りが良くなる思考活動
最も意外と思われるかもしれませんが、適切な思考活動によって水回りが良くなります。
東洋医学では、消化器の脾胃は、思考活動と密接な関係があるとされています。
いつも、頭の中で、しつこく(湿濃く)グルグル同じことを考えていると、気分も鬱々としやすくなるだけでなく、消化機能が落ちやすくなります。
そこで、お勧めなのが、最近、私が制作しました、『身口意ととのう伝え方3つのステップ』です。この3つのステップに従って、ものごとを考える習慣をつけると、頭の回転が良くなっていきます。
現状が、ネガティブ、ポジティブかによって使い分けられるよう、2タイプご用意しました。
下に、PDFにして、2部ともダウンロードできるようにしておりますので、是非、ご活用ください。
普段から、頭を整理しておくことで、脳を通じて、体内の水回りも改善します。
そして、頭がスッキリした状態で、鍼灸を受けていただくことで、気血水の巡りも良くなり、また効果が長続きすることでしょう。
身口意ととのう伝え方 3つのステップ<2タイプ>
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