胃腸症状 FD/GERD ①サブヘッド

お茶碗半分で、もうお腹いっぱい...

いつの頃からか、食後の胃もたれが止まらなくなった。
ちょっと食べただけで、お腹がパンパンに張って苦しい。

そして、いつ膨満感が襲ってくるのか…その不安だけで、

「外で食事したら、苦しくなったらどうしよう…」
と、外食するのが怖くなる。

次第に、友達との食事も断るようになり、会社の飲み会も、理由をつけて欠席する。

もしかして、これって…

不安になって胃カメラを受けても、異常なし。

「じゃあ、この胃の苦しさは、いったい何なの?」
胃薬を飲んでも、その場しのぎ。

漢方薬でも変わらない…。

「いつになったら、普通に食事できるのかな…」

そんな風に、食べることに不快感を抱えながら、毎日を過ごしていませんか?

このホームページにご訪問くださり、ありがとうございます。

当院は、機能性ディスペプシアに対応する、 自律神経専門の鍼灸院です。

私は、院長の川上哲寛と申します。

これから、鍼師として20年以上、のべ7万人以上を診てきた経験から、あなたの身体に備わる回復力を引き出す方法をお伝えします。

こんな胃腸症状でお困りではありませんか?

  • 食事をするとすぐに、お腹が張って食べられない
  • 胸やけ、呑酸があって、食べ物が喉を通るまでに、首から胸のところでつまる
  • 空腹感があって、食べたいと思っているけど、食べられない
  • 朝、起きたときから、みぞおちが詰まって気持ち悪い
  • 消化器内科で内視鏡検査をしても原因が分からず、メンタルが原因とされて、心療内科に回された

これらの症状に「私だ」と感じるものがありましたか?

もし、該当するものがあれば、病院では、「機能性ディスペプシア」…といった診断名で呼ばれたかもしれません。

でも、その診断名が何であれ、あなたは、その診断名そのものではないので、一度、横に置きましょう。

現代医学では、多くの胃腸症状は、ストレスが原因だと言われていますが、本当は、それだけではありません。

実はあまり知られていないのですが、私たち東洋医学の専門家の間では、ストレスを生み出す「記憶の誤作動」が根本原因と考えています

では、なぜ、記憶の誤作動が起こるのか?

これから、その理由と、記憶の誤作動にアプローチする方法についてお伝えします。

「記憶の誤作動」って何?

「記憶の誤作動」といっても、脳だけの問題ではありません。

私たちの脳は、過去の体験から「これは危険」「これは安全」と判断する力を持っています。

けれど、ときに―その“学習”が行きすぎてしまうことがあるのです。

たとえば、子どもの頃に、親から十分な愛情を受けられなかったと感じた経験。そのとき、幼い脳はこう学びます。

「私は、人から愛される価値がないのかもしれない」

この“誤った思い込み”が心に刻まれると、似たような状況に出会うたび、脳は無意識に身体に対して「危険信号」を出すようになります。

この状態が長く続くと、脳と自律神経が過敏になり、胃の不快感、ミゾオチの痛み、吐き気といった“身体の症状”として現れてくるのです。

つまり、身体記憶の誤作動記憶とは、過去の「心の傷」が、 感覚と共に身体に刻まれたまま、完了していない状態のことです。

その未完了の”身体記憶”が、何かの拍子に反応し、自律神経を乱し、内臓に負担をかけ、血流が悪化する。

「検査で異常が見つからない」、あるいは「薬が効かない」理由はここにあります。

薬は一時的に症状を抑えることはできても、その根本にある「身体記憶の誤作動」を修正することはできないのです。

身体記憶への当院独自のアプローチ

当院では、単に症状だけでなく、その奥にある身体記憶を引き出すことを重視しています。

そうして出来た、独自の施術スタイルが『かむかう鍼灸』です。

「かむかう」とは、「考える」のもとの言葉で、心と体を親密に交わらせながら考えることです。

この施術は、4、5本以上、体のあちこちに鍼を刺すものではありません。また、単なる対症療法でもありません。

当院の施術を一言で言うと、

1本の鍼と言葉とイメージで、体と心と脳を三位一体に整え、全身の気と血液の流れを良くすることです。

それにより、スムーズな指令を神経に送れるようになり、自律神経とメンタルが整っていきます。

もう、一人で悩む必要はありません

専門家のあいだでも、『身体記憶と症状』の関係という視点を持っている人は、ほんの一握りです。

そして、現状では残念ながら、この「身体記憶の誤作動」にアプローチできる医師や治療家は、まだほとんどいません。

 

だから、これまで何をやっても変わらなかったのは、 あなたの身体が弱いからからではなく、 良くなる方法を知らなかっただけなのです。

今までは、そうだったしても、これからは、もう一人で悩む必要はありません。

なぜなら、20年以上、のべ7万人を超える施術の中で、機能性ディスペプシアで苦しむ方々が抱える想いを、共に深く見つめてきたからです。

実際に、症状の背後にあった想いに気づかれた方は、こんな風に回復されています…

学校に行くたび、吐き気がおさまらない

Kさんは、16歳男性・高校生。

普通制の高校に入学したものの、とある理由で、通信制高校に編入することになりました。

通信制高校といっても、定期的に登校する日があります。

初診時(2020年11月)の6月末頃から、少しずつ吐き気が出てきました。

当初は、朝起きてから少し時間が経てば、いつも通りになっていたのですが、徐々に吐き気の持続時間が長くなっていきました。

そして、1ヶ月前の10月のある日、学校に到着しても、吐き気がおさまらなくなりました。

朝のホームルームが終わった後、そのまま帰宅。

帰宅するまで、吐き気がどんどん増していきました。

「食べたいけど、食べられない...」

その翌日、38.5度の熱が出たため、病院を受診すると、ウイルス性の感染症と診断されました。

そして、

「胃もたれとお腹の張りは、機能性ディスペプシアですね」

と言われ、胃腸薬と漢方薬を処方されました。

でも、1ヶ月飲んでも、何も変わらない。

少し食べただけで、お腹がパンパンに張って苦しい。
食道を通るだけで、気持ち悪くなる。
お茶碗半分も食べられない。

それなのに、大腸検査をしても、異常が見つからない。

「異常がないって…じゃあ、この苦しさは何なの?」

気分が、どんどん落ち込んでいきました。

僕にはストレスはありません

そんな状態で、Kさんは来院されました。

そこで、胃腸の状態について、次のようなことが確認できしました。

母子家庭で育った中、中3になって、カップ麺にハマり出し、ほぼ週末はカップ麺を食べるようになった。

その頃から、それまで普通便だったのが、泥状の下痢(本人的に、少し臭う)になってきた。

高校生になって食欲旺盛になり、本人曰く「気持ち悪くなるほど、胸まで食べ物が入っているぐらい」まで食事量が増えた。特に、脂濃いものが多かった。

上記からKさんのお身体について伺えることは、胃腸に熱がこもっているということ。

また、お話の中で、特に印象的だったのが、

「僕には、ストレスはないんです」

これについて、どういうことか聴いてみると、

「以前、症状の消化器科の先生に、心療内科に行くように言われたんです。
でも、実際、行ってみたら、ここは僕が行くところでないと感じたんです」

そんな話を伺った後、お身体を診ると、みぞおちや背中が、ガチガチに硬く張っていました。

言葉より身体の方が正直です。

食べられるって、幸せ

こういった、ストレスの背後にある状況を確認し、ただ緊張からくる胸郭内の熱を取り除く施術をしたところ、症状が2回目で緩和していきました。

そして、2ヶ月後、Kさんは、以前のように食事ができるまで、無事、回復していきました。

「食べられるって、こんなに幸せなことだったんですね」

と伝えてくれたKさんは、

「僕にはストレスはないんです」

と言ったときとは違った清々しい顔が、とても印象的でした。

一緒に、回復のスイッチを見つけましょう

このように、かつて置き去りにした身体記憶を触れ直すことで、身体が自然と良くなるようにできているのです。

だからこそ、私は確信を持って言えます。

今、機能性ディスペプシアに悩まれているあなたにも、必ず「回復のスイッチ」があると…

そして、そのスイッチを見つける方法を、 私は知っています。

身体記憶に触れ直せば、 あなたには、こんな未来が待っています。

✅「原因不明」と言われ続けた胃の不快感から解放される
朝、吐き気を感じることなく起きられる
✅お茶碗一杯、普通に食べられるようになる
✅胸やけや呑酸がなくなり、食べ物がスムーズに喉を通るようになる
✅空腹感を感じて、「食べたい」と思ったときに食べられる

あなたも、このように普通に食事ができた頃の体に戻りたくはないですか?

今回、あなたが改善の道へと進む、最初の一歩として、こんな機会を設けました。

漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂