3.頭痛が起きるメカニズム
検査で異常のない頭痛が起きるまでには、次のようなプロセスがあります。
頭痛が起こるまでの因果関係
潜在意識に刻まれた
「記憶の誤作動」
↓
自律神経の乱れ
↓
内臓機能の低下
↓
血液循環の悪化
↓
頭痛の発生
結論として、上の図から言えることは、
頭は被害者であって、加害者ではない
ということです。
たとえば、首や肩の筋肉が緊張しているから頭痛が起きるのは、表面的な現象にすぎません。
それは、
「なぜ、筋肉が緊張するのか?」
という、もっと深い原因があるからです。
この深い原因にアプローチしない限り、マッサージで筋肉をほぐすだけでは、またすぐに症状が現れてしまうのです。
根本的に改善するには、内臓の疲れと血流の問題に目を向ける必要があります。
東洋医学(漢方医学)では、内臓の疲れを「臓腑(ぞうふ)」と「経絡(けいらく)」の異常として捉えます。
頭痛の原因となる「内臓の疲れ」には、大きく分けて5つのパターンがあります。
①肝うつ気滞⇒気逆or血瘀型
②肝血虚型
③腎虚型
④湿痰邪とそれに伴う気滞型
⑤胃腸粘膜の冷え型
実は、このパターンは、首・肩こりの原因とも、ほぼ同じです。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。





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