②肝血虚型
特徴
筋肉や各組織の潤い不足
です。
肝血虚型は、こんな人に多い傾向にあります。
✅デスクワークで目を酷使する
✅運動をたくさんする(スポーツ選手など)
✅生理の出血量が多い女性
✅睡眠不足が続いている
✅肌が乾燥しやすい、爪が割れやすい
東洋医学では、筋肉に栄養を与えているのは「肝血(かんけつ)」だと考えます。
肝血が不足すること(肝血虚)によって、筋肉のしなやかさが失われ、筋が張ってきます。
たとえば、スポーツ選手の「こむら返り」は、肝血の消耗が原因の1つです。
また、肝血は目にも潤いを与えています。
そのため、パソコン作業などで目を酷使すると、肝血を消耗し、首・肩こりや頭痛が生じることがあります。
症状の特徴
✅後頭部から首にかけての鈍い痛み
✅慢性的な疲労感
✅めまい、立ちくらみ
✅目の乾燥、かすみ目
✅貧血、カサカサ肌、抜け毛
✅生理不順、生理の量が少ない
対処のポイント
①十分な睡眠
夜11時〜深夜3時は、肝そして協力して働く胆の回復時間です。
② 目を休める
PC作業は目に負担が生じやすいです。1時間ごとに5分ほどの休憩を目に与えましょう。
③無理をしない
ダイエットや過度の運動(特に生理時)は、筋肉への栄養供給に影響するので、控えましょう。
④血を補う食材
レバー、ほうれん草、黒ごま、ナツメ、クコの実など





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漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂でございます。