PMS③ イライラ体質の正体

イライラ体質の正体

あなたの脳、ガンバリ過ぎていませんか?

女性の社会進出により、「働く」こと自体に男女の隔たりがなくなってきました。

そして、ネット社会と言われる現代、一説によると、現代人が1日に受ける情報量は、江戸時代の1年分と言われています。

そんな中、毎日をたくましく生きるワーキングウーマンの方は、ご自身の「脳内活動」について思うところってありますか?

例えば、業務の忙しさ・家庭のこと・人間関係…。そこに根ざすのは「ストレス」ではないでしょうか。

 

つまり、現代女性は、脳に相当な負担がかかっています。

そして、生理前、ホルモン分泌により、女性の脳には、さらに負担が増します。

 

この「脳のガンバリ過ぎ」の仕組みを、いかにして読み解くかが、PMS/PMDDの「イライラ体質」を解消する大きなカギになります。

では、どうすれば、「イライラ体質」を解消できるのでしょうか?

「イライラ体質」と肝臓の意外な関係

現代医学では、黄体ホルモンの増減による、セロトニンなどの脳内ホルモンや神経伝達物質の異常が、PMS/PMDDの原因としています。

一方、漢方医学では、生命維持の中枢を、内臓に置いています。したがって、脳の活動も、内臓からの指令でなされると考えられています。

 

特に、女性の生理周期と深く関わる内臓は、肝の臓です。生理前になると、肝の臓からの号令で、生殖の準備に備えて、子宮に血液を送り込まれます。

このとき、肝の臓の「準備」が筋肉や脳に緊張状態をもたらします。

そこで、生理前にイライラが起きる現象をイラスト化したものが、下の図です。

普段からストレスを抱えている女性なら、一層、肝の臓への負担がかかり、

 

「~しなきゃ」

 

という無意識の緊張モードが強くなります。

この、肝の臓の自動反応が、訳も分からずイライラしてしまう原因です。

でも、肝の臓の過緊張モードは、自分では簡単にコントロールできません。

そこで、この緊張モードを緩めるのに有効な手段が、漢方鍼灸です。