めまい④ 対策 + まとめ

めまい対策

さて、ここまで頭痛の体質分類をご紹介いたしました。

体質を明確にすることができれば、あとは、それに応じて処置をすればいいだけです。

①肝うつ気滞型なら…

肝うつ型から発展するめまいは、突然、グラっとする、回転性といった、比較的、症状としては派手なものが多くみられます。

 

この場合、まず、気の滞りを解消すること、

そして、気の突き上げや、回転性のめまいの要因になる、気血の循環量の左右差を整えるを処置していくこと

などが大切な処置です。

肝血虚型なら…

肝血虚型は、肝臓に蓄えられている血が少ない、俗にいう貧血タイプです。

この場合、体に蓄えられているエネルギーを、気・水ではなく、血に転換するような処置が必要になります。

腎虚型なら…

腎虚型のめまいは、土台となる下半身がしっかりしていないので、頭がフワフワして、足がおぼつかないといった、めまいとして現れます。

この場合、腎のエネルギーをフォローする処置を行います。

胃腸型なら…

④胃腸障害型と⑤胃腸粘膜の冷え型は、共に胃腸の負担から生じるものなので、まとめて説明します。

排便としての役割を持っている胃腸には、気を「下」方向の循環エネルギーが働くのが、本来の姿です。

しかし、何中の要因で胃腸のトラブルが起きると、「下」方向へエネルギーが行きにくくなります。

なので、胃腸を整えることで、本来の「下」方向へのエネルギーが循環していくことが重要ポイントになります

まとめ

以上、めまいの原因は、頭ではなく、内臓の不調から生じる可能性がある、ということがご理解できましたか?

「木を見て森を見ず」ということわざがあるように、頭という部分だけでなく、全体を踏まえて対処するのが漢方鍼灸の特徴です。