「疲れ」の自覚がカイゼンの第一歩

「からだの好不調のものさしをもっておくこと」が自律神経症状の解消につながります。
MRI検査、血液検査、病院では各種の検査が色々と行われます。これらの結果は、あなたの体の内部情報を知る手段の一つとして、大切ではあります。
しかし、それ以前に、日常的に、自分自身で好不調の状態を確認できる「ものさし=基準」を持っておくことは、それ以上に大切なことです。
なぜなら、症状が治る答えは、あなたの中にあるからです。
「好不調」のものさしを持つ

では、「好不調のものさし」とは何か?それは、これまでの話で、何度か出てきました「疲れ」の自覚です。
でも、「疲れを好不調のものさしにして、ホンマに自律神経の乱れが整うんか!」と思われるかもしれません。
実は、「疲れ」に対する感覚がマヒした状態が、自律神経の乱れの始まりです。
「疲れ」に対して、特に何も対処しないままにしておくと、体に対する感覚がどんどんマヒしてきてきます。そのマヒした結果が、自律神経の乱れである「自律神経症状」なのです。
その意味で、
先手を打って、「疲れ」の初期段階のうちから、「疲れ」を取る
これが一番の自律神経症状対策です。
しかしながら、自律神経の乱れと「疲れ」が深く関係していることを、本当の意味で知っている人は、あまり多くはありません。
実際に、現代医学では、今のところ、検査によって「疲れ」をデータ化するのは、研究段階です。であるなら、なおさら、一人ひとりが「疲れ」の基準を持っておくことが重要です。それにより、「疲れ」のマヒ化、ひいては「自律神経の乱れ」を防げます。
現代医学では、各種の自律神経失調症に対する処置として、対症療法しかありません。ならば、「疲れ」を回復させることが、自律神経症状の最も有効な手段です。
そこで当院では、次の図が示すように、疲れの根っこにある、内臓の不調を回復させることが最優先と考えて、様々な自律神経症状に当たっています。

この内臓の疲れを回復させるのを得意としている医学が、漢方医学です。
当院では、漢方医学的な鍼灸によって『内臓の疲労』を、そして、脳をととのえるカウンセリングによって『脳の疲労』を、相互に解消することを目的にしています。
そんな当院の施術は、次の3つの特徴があります。
お電話ありがとうございます、
漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂でございます。