頭痛③ ストーリー

私の「ひどかった頭痛」

 

ここで、私自身の2回の頭痛の体験をお話させてください。

一つ目は、大学受験2浪目が決まった春、そして二つ目は、鍼灸マッサージの専門学校の20代半ばの出来事です。

まずは、一つ目から。

2浪時に、受験科目を理系から文系に切り替えることになりました。

それに伴い、これまでの受験で取り組んでこなかった、文系科目の現代文と古典を新たに学ばなくてはなりませんでした。

 

受験勉強として初めての現代文、そのテキストを読もうとするも、頭全体がドヨーンと重く淀んできて、しかも眠くて眠くて仕方がない。目を開けようとしても、自然と目をつぶってしまうことの繰り返しでした。

そんな状態で、受験勉強をしようにも、テキストの中身が頭に入っていかなず、かなり焦りを感じてました。

 

当時、私は、慢性鼻炎にも悩まされていました。

頭重感と慢性鼻炎が重なると、「頭がボーっとして、鼻頭がムズ痒い⇒勉強に手がつかない⇒気持ちが落ち着かない⇒頭がボーっとして、鼻頭がムズ痒い⇒…」のスパイラルにハマっていました。

こんな状態が、春から夏まで、およそ3カ月ぐらい続きました。

 

そして、二つ目。

また、私は、鍼灸マッサージの専門学校の20代半ば、ガンコな首・肩こりに悩まされていた時期があります。そのときは、右目を中心にして広がる、右側頭部を締め付ける片頭痛がありました。

このとき、決まって頭痛が起きるパターンがありました。それは、背中、特に肩甲骨のあたりが凝りを感じたときです。

肩甲骨の凝りは、突然、襲ってきます。その間もなくして、ひとたび頭痛が起きたら、

 

あ~限界、気が狂いそう。

 

と、ただ頭痛が去っていくのを待ち続けるしかありませんでした。専門学校の同級生に肩甲骨をぐりぐり揉んでもらって、その場をしのげるものの、また直ぐに凝ってきます。

そして、学校に併設する臨床施設で、先生の鍼&マッサージを受けるも緩和せず。他に何をしたらいいのか、もう分かりません。完全にギブアップ状態です。

 

でも、誤解しないでください。私は、ここまでの話を「頭痛自慢」をしたくて書いてあるのではありません。そして同情を引きたくて書いているのでもありません。そんな必要は全くないのです。

なぜなら、頭重感と片頭痛、これらタイプの異なる頭痛を実際に経験したことが、

 

「ひどい頭痛」の謎を解くヒント

 

になったからです。

 

もし、あなたが「ひどい頭痛」でお悩みでしたら、これから当サイトの内容が、きっとあなたのお役に立てられることと思います。もし、ご関心のある方は、引き続き、読み進めてください。

漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂