自律神経失調症①  リード 

もう…何をしたらいいのか、わからない

ある日を境に、頭を使うだけで呼吸ができなくなり、休職を余儀なくされた。病院に行っても…

「検査では異常はありません」
「薬で改善しなければ、あとは様子を見るしか…」

そう言われ、頼みの綱も、やがて途切れてしまう。

整体院に3ヶ月通ってみても、
身体が良くなっている感覚は…まったくなかった。


「この苦しみはいつ終わるの?」

「もしかして…元に戻れないのかも」

「もう良くならないのかな…」

そんな思考が頭の中をグルグル巡るほどに、不安はどんどん膨らんでいく。
夜もぐっすり眠れず、朝起きたときには、胸がズンと重くなる。

「どうして、こんなにしんどいんだろう…」

そんな自問をしながら、今日も検索を繰り返してしまう。

「他に、何かいい治療法があるはず」
「もっと元気になって、また笑える日々を取り戻したい」

──だけど、どのサイトを見ても、書かれていることは同じ。
期待しては落ち込み、

「いつまで、こんな状態が続くのかな…」とつぶやいてしまう。

数あるホームページの中から、ここを見つけてくださってありがとうございます。

当院は、自律神経とメンタルのつながりに着目した、専門の鍼灸院です。
実際、来院される方の9割以上が、心と身体の“両方”に悩みを抱えている方です。

私、川上哲寛は、鍼灸師として20年以上、のべ7万人以上の方の施術を行ってきました。
そして今は、東洋医学の叡智と最新の脳科学を組み合わせて、
身体・言葉・意識を一体として整える方法を日々研究しています。

人の身体には、必ず「回復力のスイッチ」があります

今、あなたの身体もきっと、そのスイッチが押されるのを待っています。

このページでは、
✅ 東洋医学2000年の叡智
✅ 脳と感情の“誤作動”へのアプローチ
✅ 私自身が体験した、30年の苦しみからの回復物語

を交えながら、あなたの“ほんとうの回復力”を引き出す方法をお伝えしていきます。

お医者さんが見逃しがちな自律神経症状の正体

自律神経の乱れによる不調は、1つでは済まないことが多いものです。
当院にいらっしゃる方も、3つ以上の症状を抱えているのがほとんどです。

そして何とかしようと、内科・心療内科・整形外科・整体など…
いくつもの場所を回り、ようやくここにたどり着いた方も少なくありません。

今、あなたにはこんな症状、ありませんか?

【身体の症状】
✅寝つけない/夜中に目が覚める/早朝に目覚める
✅朝から体が重だるく、いくら寝ても疲れが取れない
✅頭痛・めまい・耳鳴りが続く
✅肩こり・背中の痛み・腰の張り
✅胃腸の不調(便秘/下痢/食欲がわかない/吐き気)

【心の症状】
✅人と話す、または人が多い場所がしんどい(不安障害)
✅一日中気分が沈んで、何をしても楽しくない(うつ症状)
✅涙もろくなったり、些細なことが気になる(適応障害)
✅動悸・息苦しさ・手足の震えが突然起こる(パニック)
✅ハイな時と、どんよりした時を繰り返す(双極性傾向)

その不調、じつは「脳の誤作動」かもしれません

誰もが、人生の中で傷つく出来事やつらい体験をしてきています。
怒り、悲しみ、寂しさ、不安──それらの感情は、本来とても自然なものです。

けれど多くの方が、こう自分に言い聞かせてきたのではないでしょうか?

「気にしない方がいい」
「考えたって仕方ない」
「感情的になるのは良くない」

そうして押し込められた感情は、やがて身体に現れます。

とくに“怒り”は、感じてはいけない感情として、
多くの人が心の奥に封印してしまってしまいがちです。

本当は怒っていたのに、「私は大丈夫」と振る舞い続けたその力が、やがて、身体の不調となって現れることもあります。

押し込められた感情は、別の形で現れます

▶︎40代女性のケース

「人間関係のストレスで胃痛が続いていましたが、
原因が“自分の抑え込んだ怒り”だと気づくまでに10年かかりました」

▶︎30代男性のケース

「仕事のプレッシャーを“自分は大丈夫”と思い込んでいました。
でもある日、急な動悸や息苦しさが始まり、日常生活が崩れました」

私もまた30年近く自律神経の暴走に振り回された一人です

私は鍼灸師になる以前、あなたと同じように、長年“原因のわからない不調”に苦しんできました。

保育園のころは風邪をひいては休み、小学生では、遠足の前夜になると喘息発作が起きていました。

中学生で少し落ち着いたものの…社会に出てから、メンタルの不調とともに再発。
30代になると、薬も効かず、1〜2歩歩いただけで息切れして動けなくなる状態に。

発作のたびに、「このまま死ぬのでは」という恐怖と戦っていました。

でも、40歳を過ぎて、喘息が、完全に消えたのです。

きっかけは、「感情と丁寧に向き合う」ことでした。
特に私を変えたのは、“未完了の感情”を扱うこと。

消化するまで消えない“未完了の感情”とは?

それは、人生の中でまだ感じきれずに残されたままの、
無意識に押し込められた“感情のかけら”です。

私にとって、それは「悲しみ」と「寂しさ」でした。

幼い頃、両親が離婚し、私は祖母に育てられました。
その体験の中で、いつしか心の奥に沈んでいたのが、

「もしかしたら、見捨てられたのかもしれない」

という、言葉にならないような感覚でした。

でも、それに触れるのが怖くて――
私はずっと、感じないようにしてきたのです。

あるとき、漢方医学からこう問いかけられたように感じました

「その悲しみ、見ないふりをしていないか?」

漢方では、「悲しみ」は“肺”と深くつながる感情とされています。
つまり、私は長年、悲しみを感じまいとすることで、肺に、その感情のエネルギーを“封じ込めて”いたのです。

そして、40代になったある日から…私はようやく、その「悲しみ」と正面から向き合うことができました。

それを機に──
30年以上、私を苦しめ続けた喘息が、すうっと消えていったのです。

自律神経症状は、身体からの“メッセージ”です

例えば、肩こりは“背負いすぎ”、胃痛は“我慢のしすぎ”、そして不眠は“意識が止まらない”状態を、身体が知らせているのかもしれません。

他にも、症状は身体を通じて、こんなメッセージを知らせようとしている可能性があります。

自律神経を乱す正体は、「記憶」だった

感情が強く揺さぶられる出来事は、「映像」「言葉(思考)」「感情」の三位一体のイメージとして、記憶に残ります。それが無意識に“防衛反応”を引き起こし、神経系を誤作動させてしまいます。

だからこそ、記憶の中の「感情・映像・言葉」をやり直せるのです。

つまり、何より必要なのは、

脳の誤作動を“やさしくやり直す”アプローチ

私たちは、過去の記憶に反応するたびに、無意識のうちに「身体」「心」「思考」が同じループを繰り返しています。

そのループに変化を起こすには、身体からアプローチし、脳に“安全な再体験”を与えることが効果的です。

そこで当院がたどり着いたのが――

『かむかう鍼灸』という新しい施術スタイルです。

「かむかう」とは、古語で「考える」の語源とされる言葉。
当院ではこの言葉を、

“身体の声に耳をすませながら、心と脳を交わらせる”

という、やわらかで深い意味で使っています。

かむかう鍼灸の特長

✅鍼は1〜3本以内、必要最小限

✅施術中は、体に触れながら「今、何が起きているか」を言葉で丁寧に共有

✅無理に変えようとはせず、“今あるもの”をゆっくり受け止めていく

つまり、ただの「対症療法」でも、流行に乗っかった「美容鍼灸」でもありません。

1本の鍼と、ひとつの言葉で、身体・心・脳の三位一体を整える、それが、当院のスタイルです。

私たちは、身体に触れながら、あなたの「感じていなかった感情」や「言葉にできなかった想い」に寄り添い、“からだの深い記憶”をやさしくほぐしていきます。

その結果、神経系への過剰なブレーキが解除され、自然と気・血・呼吸が流れはじめるのです。

こんな変化を感じる方が増えています

「無理に頑張らなくても、呼吸がラクになってきた」
「症状より、自分自身と向き合う時間が大切に思えた」
「気づいたら、同じことに悩まなくなっていた」

など、多くの方が、“自分に戻る感覚”を取り戻されています。

回復力のスイッチを入れる3つのステップ

ステップ1 “心と体のズレ”を探す

自律神経のバランスを崩している“心と体のズレ”、その反応パターンを丁寧に見ていきます。

ステップ2 “言葉のクセ”を読み解く

あなたが普段、無意識に使っている“言葉のクセ”を読み解きます。
それが実は、自律神経の誤作動に影響しているかもしれないのです。
ここでは、言葉を変えることで感情と反応が変わる体験を促します。

ステップ3 1本の鍼と、身体の声の対話

東洋医学的な身体の観察を通じて、今の状態を丁寧に確認しながら施術。
あなたの“ほんとうのYES”を見つけていくセッションです。
このプロセスこそが、身体の記憶をやさしくやり直す鍵になります。

この3ステップは、あなたの「こうなりたい」に向かって、回復の方向へと“舵を取り直す”プロセスです。

でも、本当に良くなるの?

──そう思われるのも、無理はありません。

現状では残念ながら、この「脳の誤作動」にアプローチできる医師や治療家は、まだほとんどいません。
専門家のあいだでも、この視点を持っている人は、ほんの一握りです。

だからこそ、あなたがこれまで何をやっても変わらなかったのは、
あなたの努力不足ではなく、方法が間違っていただけなのです。

たとえ、そうだとしても──

あなたはもう、一人で悩む必要はありません。

脳の誤作動に気づき、それをやさしく修正していくことで、あなた本来の自己回復力は、自然と目覚めていきます。

当院では、その“誤作動”のサインを丁寧に見極め、身体・心・言葉を調律することで、あなたの中に眠る「ほんとうの回復力」を引き出すお手伝いをしています。

ネガティブな反応パターンがほどけると…

✅「いつも同じことで悩んでしまう」

✅「不安で眠れない」

✅「感情がすぐに振り回される」

そんな日常が、少しずつ変わり始めます。
やがてそれは、あなたの人生そのものの舵を、ゆっくりと転換するきっかけになっていきます。

こんな願いを、あなたも心のどこかで抱えていませんか?

「薬に頼らず、自然に元気を取り戻したい」
「早く社会復帰して、自分らしく働きたい」
「もう一度、心から自由に生きたい」

もし、今この瞬間、ほんの少しでも、「変わりたい」「変われるかも」と感じたのなら…どうか、その感覚を大切にしてください。

 

検査で原因がわからなくても、大丈夫。

そして、特効薬がなくても、大丈夫。

あなたの身体には、すでに“回復する力”が備わっています。

だから…

「あきらめないでください」

身体が求めている“ほんとうの声”に気づいたとき、

自己回復力のスイッチが、そっと入ります。

未来を案じて悩み続ける代わりに…

これから、どうすればその力が目覚めるのか──
一緒に、ゆっくり考えていきませんか?

漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂