メンタル系症状の根本改善、当院独自のアプローチ
では、ここから、メンタルによる自律神経失調症が改善するための「原理原則」ついてお話します。原理原則に従えば、
・検査で原因が分からなくても、大丈夫です。
・特効薬が無くても、大丈夫です。
あなたの潜在的な自己回復力が発揮される状況になれば、検査や薬などの外部に、解決策を求めなくてもいいのです。
ところで、あなたはメンタル系の自律神経失調症が、なかなか改善しない理由をご存じでしょうか?これから、その理由についてお話します。
メンタル系症状改善の秘訣
この「原理原則」が超重要!
自律神経が整うには、心・体・脳を一致団結させることです。
ということは、逆に、三者が一致団結しなければ、自律神経が乱れやすくなります。
では、どうなると、心・体・脳が一致団結できなくなるのでしょうか?
それは、ネガティブな体験をして、恐れ・悲しみ・怒りなどの感情を感じないようにしたときです。
自律神経が乱れる最大の理由
実は、脳の誤作動にあった!
実は、人間の感情は体を動かす原動力(エネルギー)です。
ネガティブな感情は、それを感じている間は、辛いかもしれません。しかし、感じ切らずに、一旦完了させないと、記憶とともにネガティブエネルギーが無意識下に沈んでしまいます。
例えば…
「親から愛されなかった」といった経験に対して、ほとんどの場合、「見捨て」や「置き去り」などネガティブな意味づけをしがちです。どのような出来事も、本来、「いい・悪い」はありません。
過去のネガティブな意味づけの記憶をそのまま放置しておくと、何かの拍子で、脳が、過去の出来事に関わらず、今、起きていると勘違いしてしまうことがあります。
なぜ、症状が慢性化するのか?
脳の誤作動=信じ込み×思考×感情×感覚の乱れ
こういった「心の傷」を受けた体験が、神経回路に定着してしまうと、その傷を受けた体験と似た場面に遭遇する度、脳は過敏反応を示しやすくなります。
繰り返される過敏反応は、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー症状、膠原病や線維筋痛症などの自己免疫疾患の要因にもなり得ます。
こういった脳が過敏に反応する記憶を、「脳の誤作動(誤作動記憶)」と言います。
脳の誤作動を修正しない限り、体だけを調整しても、何かの拍子で元の木阿弥状態に戻りやすくなります。
そして、誤作動記憶は、自然治癒力の働きを阻みます。
つまり、“誤作動記憶”が、自律神経が乱れる根本メカニズムであると同時に、症状が慢性化してしまう最大の要因と言えます。
改善のカギは、
記憶のやり直し
ここまでをまとめると、自律神経を根本的に整えるには、体のアンバランスの調整とともに、記憶の中にある、過去に起きた出来事の意味づけ・解釈をやり直すことが最重要ポイントです。
『脳の誤作動』を修正することで、自律神経がととのっていきます。
ところが、実際に、脳の誤作動を修正できる、お医者さんや治療家は、あまり存在しません。
専門家でさえ、このようなことを知っている人は少ないので、あなたがこれまでなす術なく過ごされたとしても仕方がありません。
では、一体どうすればいいのでしょうか?それには、次の3つのポイントを押さえることが重要です。
POINT1 過去記憶のアップデート
POINT2 未来記憶の再設定
POINT3 エネルギー回路の調整
POINT1 過去記憶のアップデート
まず、過去記憶のアップデートです。
ここでのポイントは、脳の誤作動を起こさせる「信じ込み」を、適切な「信じ込み」に作り直していきます。
POINT2 未来記憶の再設定
過去記憶がアップデートされた後は、「本当は何をして、どうなりたいのか」という本心を明らかにし、それを言葉・イメージ・感情の要素が含んだ物語にして、未来記憶として脳内に設定します。
こうして、過去・現在・未来と、点と点で結び、一つの線にすることで、過去記憶を断ちきり、未来に向かって、「今」を生きやすくなります。
POINT3 エネルギー回路(臓腑経絡)の調整
POINT1・2では、形の無いイメージ領域に対し、POINT3では、形のある肉体領域を取り扱います。
当院では、イメージ世界で感じている感覚を、実体のある肉体に馴染むよう、エネルギー回路である臓腑経絡の循環調整を行っています。
イメージと肉体を一致させることで、治癒力が活性化していきます。
以上のことから、自律神経を整えるにあたり、体に対して適切な処置を施しながら、脳の信じ込みを修正していくことが、いかに大事か、ご理解いただけるでしょう。
とはいっても、脳の信じ込みを修正しようとしても、もっとも大きな障害になるのは、どうやって始めればいいのか?って所です。
それを最大限にサポートするのが、当院の「脳がととのうカウンセリング」です。
この「脳がととのうカウンセリング」は、潜在意識から、脳の誤作動を起こさせる「信じ込み」を特定する、特別なカウンセリングです。
「脳がととのうカウンセリング」を受けると、自律神経を乱れさせる記憶のもつれ、そこから生じる思考パターンに気づきやすくなります。
この気づきによって、自律神経がととのっていくだけでなく、何度も繰り返してきた人生のネガティブパターンが崩れ、本心が望む方向に好転しやすくなります。
お電話ありがとうございます、
漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂でございます。