喘息① リスト

これさえ分かれば喘息は怖くない

喘息発作、この中に当てはまる症状はありませんか?

「深夜、発作が出たらどうしよう…」

「もう、吸入しても良くならない…」

「この息苦しさ、いつまで続くのだろう?」

私は、20代半ばから30代後半まで、喘息発作に最も苦しんでいたころ、毎年、夏から秋への季節の変わり目が恐怖でしかなく、こんな自問自答ばかりを繰り返していました。

幼少期から、30年近く、喘息発作で苦しんできた人生を送ってきた、そんな私でも、今では、お陰様で元気に過ごせるようになりました。

そこで、今、もしあなたが喘息でお悩みでしたら、お伺いしたいことがあります。

あなたの喘息の状態は、どれか当てはまりますか?

 

  • 苦し過ぎて、3~5歩ほどしか歩けない(歩行困難)
  • 喘鳴が激しすぎて話せない(会話困難)
  • 横になると苦しく、座ったまま夜を過ごす(起座呼吸)
  • 気道にへばりつく痰さえ取り除けたら楽になるのに
  • つばや鼻水が口・鼻から湧き出て止まらない

特に、こんなとき喘息発作が起きませんか?

  • 夜間~早朝にかけて、季節の変わり目など、
  • 食べ過ぎ、飲みすぎのとき
  • ストレスや疲れが溜まったとき
  • 風邪をひいたとき
  • 走ったり、激しい運動をしたあと

もし、上の喘息リストで、1つでも当てはまれば…

ひょっとして、あなたの喘息は、気管支拡張剤が効かないほど、きつい発作かもしれません。

なぜなら、上のリストは、私の中で、一番きつかった頃の発作時の特徴や状況を書き記したものだからです。

では、過去の私の喘息発作が、どの程度のものだったのか、日本アレルギー学会喘息ガイドランイン専門部会が監修する「喘息の重症度分類」を参考にしてみます。

発作強度 喘鳴

息苦しい

軽度

小発作

中等度

中発作

高度

大発作

重篤
呼吸 急ぐと

苦しい

動くと

苦しい

苦しい

が横に

なれる

苦しくて

横になれ

ない

苦しくて

動けない

呼吸減弱

or停止

チアノーゼ

動作 ほぼ

普通

やや

困難

かなり

困難

なんとか

歩ける

歩行困難

会話困難

会話不能

意識障害

体動不能

失禁

錯乱

喘息の重症度分類の仕方として、発作の「頻度」と「強度」によるものがあります。「発作強度」による分類の方が、より重症度がイメージしやすいので、そちらの分類を採用します。

 

喘息の発作強度は、上の表のように、「喘鳴」「軽度(小発作)」「中等度(中発作)」「高度(大発作)」「重篤」に分けられます。

私の喘息の程度は…

私が、20代後半~30代後半のときの、発作がひどかった喘息は、

 

●苦し過ぎて、3~5歩ほどしか歩けない(歩行困難)

●喘鳴が激しすぎて話せない(会話困難)

 

の状態でした。なので、上の表の重症度からいうと高度に分類されます。

きつい喘息を治したいけど、今後、どうしたらいいのか分からない…でも、本当に解消したいと思っていれば、この後の内容はとても重要です。

なぜなら、かつての私のような重度の喘息であっても、適切に処置を行うことで、克服できる方法があることを、これからお伝えするからです。

 

そこで、喘息の症例報告とプロフィールの後に、実際に、私の重度の喘息が改善したストーリーをご紹介します。

ここから先を読むことで、喘息は、漢方式の鍼で自律神経とメンタルの両方にアプローチすることで良くなることが分かります

漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂