自律神経症状が生じるまでの見取り図
このパートでは、当院で、「痛み・だるさ・抑うつ感」などの自律神経症状に対し、どのような考えで鍼灸の施術を行っているのか、その大枠をご説明いたします。
自律神経症状には、「ガンコな首・肩こり」「ひどい頭痛」「不眠症」「うつ症状」「下痢・便秘などの胃腸症状」など、多々あります。それらの症状は枝葉の問題で、根本は
疲れ=「内臓機能」+「エネルギ―(血液)循環」の不調
です。それを樹木として、表したのが下のイラストです。
自律神経症状の見取り図
この図は何を示しているか、分かりますでしょうか?
「首・肩こり」「頭痛」「不眠」は枝葉の問題ということを。お薬やマッサージなどは、根っこではなく、枝葉に対する処置のようなものです。
確かに、お薬やマッサージなどで、一時的に蓋をするように、「痛み・だるさ・抑うつ感」といった、辛い状況を紛らわすことがいい場合があります。
しかし、だからといって、いつまでも蓋をしたままではいられません。いずれ、問題が蓋からはみ出して、辛い状況が溢れてだしてきます。それが、いずれ「揉んだだけでは解消しない、ガンコな首・肩こり」「頭が割れそうなくらい酷い頭痛」などになっていきます。
もし、あなたが自律神経症状でお悩みなら
対症療法か根本療法か、
どちらを選択しますか?
このまま、話を進めていきます。上の見取り図を、「自律神経症状が出るまでの大まかな流れ」に置き換えたものが、下のチャート図です。
自律神経症状が生じるまでのチャート図
このチャート図の流れで、特に重要なのが、“疲れ過ぎ(疲れの蓄積)”を促す
「内臓機能」と「エネルギ―(血液)循環」の不調
です。この2つを指標に、「なぜ、わたしはこんなに疲れるんだろう?」と、あなた自身の“疲れ”の仕組みについて理解を深めてください。
あなたの“疲れ”の原因に対する答えは、ネット・テレビ・雑誌のどこを見ても書いていません。その意味においては、当サイトも同様です。
本当の答えは、あなたの外側にある情報ではなく、あなたの内側にしかありません。
だから、疲れの解決策を外側ではなく、自分の内側に向ける、その意識が、あなたを悩ます症状カイゼンの第一歩となります。
それを踏まえたうえで、引き続き、当サイトをお読みいただければ、当サイトが発信する情報の意味合いが大いに変わります。
お電話ありがとうございます、
漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂でございます。