自律神経失調症② 見取り図とチャート図

自律神経症状の最初のサイン

さて、ここまで自律神経症状が起こる背景として、感情が大きく関係することをお伝えしてきました。

ここからは、ネガティブな感情が滞ることによって生じる「疲れ」という観点から、自律神経症状が発症するまでの流れについてお伝えします。

下のイラストは、木をたとえにして、根っこに疲れが溜まって放置していると、次第に、「首肩こり」「頭痛」「生理痛」といった症状に移り行く様子を示しています。

自律神経症状の見取り図

そして、上のイラストを「自律神経症状が出るまでの流れ」に置き換えたものが、下のチャート図です。

自律神経症状が生じるまでのチャート図

各種自律神経症状が生じるまでの流れ

上記の流れから分かるように、各種の自律神経症状は、慢性的な「疲れ」の蓄積した結果であることを示しています。

つまり、「疲れ」は自律神経の乱れを教えてくれる最初のサインなのです。

疲れは、主に

「内臓機能」と 「エネルギ―(血液)循環」の不調

によって生じます。この不調を生じさせる主な要因として挙げられるのが、『脳の誤作動』によるものです。

この2つを指標に、「なぜ、わたしはこんなに疲れるんだろう?」と、ご自身の“疲れ”がどこからくるものか理解を深めることは、とても価値があります。

 

あなたの“疲れ”の原因に対する答えは、ネット・テレビ・雑誌のどこを見ても書いていません。その意味においては、当サイトも同様です。

 

本当の答えは、あなたの外側にある情報ではなく、あなたの内側にあります。

 

だから、疲れの解決策を外側ではなく、自分の内側に向けることが、症状改善の第一歩となります。

漢方鍼灸院 大阪市てんま吉祥堂