ガンコな首・肩こり③ ボディー  

なぜマッサージでは、ガンコな首・肩こりが解消しないのか?

間違った首・肩こり対策 TOP3

さて、先ほど述べました、私自身のひどい肩こりになった経験と、マッサージ師として活動した経験、この2つの経験から導き出された結論は…


ガンコな首・肩こりの原因は、

首・肩の筋肉にはない

 

そして、この結論から、上記のの「間違った首・肩こり対策 TOP3」の第1位に、

局所をゴリ押しするマッサージ

です。それは、一体、なぜでしょうか?

その理由として、2つの観点からご説明します。

 

一つ目は、凝っている局所をゴリ押しすることで、押した部分の筋肉から反発が生じるからです。

揉まれている間は、一時的にコリを感じにくくなります。しかし、コリを感じていない間に、筋肉が反発し、体に余計なストレスを与えています。

この反発が余計な緊張となり、血流をより一層、悪くさせるので、なおさら首・肩のコリが進行していくのです。

 

そして、二つ目は、そもそも凝っている首・肩その部分に原因が無いからです。それは、

首・肩は加害者でなく、被害者

ということを意味します。

では、ガンコな首・肩こりの原因は、一体、どこにあるのでしょうか?

首・肩こりの因果関係を押さえよう!

筋肉は血液によって養われています。そのため体のどこかで血流が停滞すれば、血流の悪い部分の筋肉は、「張り」のある、「しなやかさ」を失ってしまいます。

筋肉が一定の張りをもって、しなやかさに動けるためには、血がスムーズに流れていること、つまり「血流がいい状態」が必要な条件です。

 

なので、凝っている首・肩は加害者(原因)ではなく被害者(結果)です。被害者の首・肩こりを、いくらグリグリ揉んだところで、血流の問題は解決しません。

 

たとえば、「重いものを持つ」「姿勢が悪い」などの物理的負担といった、筋肉だけの問題で生じる肩こりがあります。そういった、症状のメカニズムが単純な首・肩こりなら、問題解決には難しくはありません。

なぜなら、凝っている筋肉が、局所的に血流が悪いので、そこをマッサージをするだけで、一時的でも、筋肉のコリが緩和するからです。

 

ここで問題にしている、ガンコな首・肩こりの場合には、局所マッサージでは、ほとんど太刀打ちできません。

筋肉の質は、血流の状態によって決まります。
これは、すなわち「血流(因)⇒筋肉の状態(果)」を意味します。さらに「なぜ血流が悪くなるのか?」、その上位の要因について考えなくてはなりません。

 

その上位の要因の一つは、自律神経の乱れ、そして、さらに上位の要因となるのは、

です。

 

内臓、血流、筋肉には、次のような因果関係が成立しています。

 

内臓(因)⇒血流(縁)⇒筋肉(果)

 

このチャートは、「筋肉は血流によって養われ」、その「血流は内臓の管理を受けている」ことを示したものです。

内臓の状態を主体に置いて、あらゆる病気の原因を追究していく、これが漢方医学の考え方です。

 

ここで、また首・肩こりの話に戻します。繰り返しお伝えしていますように、首・肩こりは、首・肩は被害者で、加害者は、その大本をたどっていくと「内臓の疲れ」にいきつきます。

血流が停滞する要因は、色々ありますが、最も多いのは内臓の疲れです。それを因果関係で示すと、

となります。

最初は、首・肩こりを、ただの首・肩だけに生じた不具合だと思って、慰安のマッサージでなんとかしのいでこれたかもしれません。

しかし、首・肩こりが生じた根本の問題に目を向けずに、相も変わらず慰安のマッサージで、その場しのぎの解消法ばかりを繰り返していくと、どうなるでしょうか?

 

単なる首・肩こりだけで済まなくなったときに、相当、内臓が疲れています。

 

一言で首・肩こりといっても、色々なレベルがあります。

そこで、下の図をご覧ください。下の図は、首・肩こりのレベルを、「自覚レベル」「体内の問題レベル」「現実の深刻度」で、便宜的に表したものです。

あなたにとって、肩こりの自覚レベルは、どの程度でしょうか?

この図は、初期の首・肩こりを自覚した段階で、内臓の疲れを解消することの重要性を示しています。

すなわち、速やかに内臓の疲れ=機能異常を解消しないと、いずれ、器質的な異常に発展するリスクがあります。

 

では、その「内臓の疲れ」とは、一体なにか?そこに、ガンコな首・肩こりの解消、そしてあなたが生涯、元気に過ごすためのヒントが隠されています。

この後で、「首・肩こり体質トップ4」と、その由来となる「内臓の疲れ」の原因と対策について記載していきます。

 

さあ、今から、一緒に、あなたを困らせる、ガンコな首・肩こりの正体を一緒に見つけませんか?